設計のネライvol.3
-中に隠れるボトルストッカーの改善

設計のネライvol.3-中に隠れるボトルストッカーの改善


こんにちは、HOLICCチーフプロデューサーの齊藤です。

この記事では、HOLICCの究極のバックパック「One」のボトルストッカーについてお話しいたします。

背負ったままボトルを出し入れ可能&見た目もスッキリ

Oneは旅行に行く際だけでなく、ビジネスシーンでも使うことを強く想定して設計しています。ビジネスリュックとして使う際には、シンプルな見た目というものが求められると思っています。もちろん何も物を入れてない状態がシンプルなのは大前提ですが、使っている間でもシンプルな見た目を保たなければいけません。

リュックの外側にペットボトルやタンブラーを入れるメッシュなどがついているリュックもありますが、これはビジネスには向きませんよね。したがって、ビジネスリュックの多くはメインの収納スペースにドリンクを入れる仕様になっていることがほとんどです。ただ、いちいちリュックを肩から降ろして出し入れする必要が出てきてしまいます。

この両方の仕様の課題を解決したのがOneの「隠れるボトルストッカー」。リュックを背負ったまま外側から直接アクセスできて、しまった後はスッキリした見た目になります

しかも、専用スペースのためドリンクの水滴などが他の荷物に付きにくいです。なので、折り畳み傘を入れている方も多数いらっしゃいます。また、専用スペースではあるけど、メイン収納スペースの奥に配置されているため、使わないときはこのスペース自体がなくなり、メインの方が広がるという仕様になっていて無駄がありません。

ボトルを入れないときと入れているときの比較

 

ボトルストッカーにどの程度の物が入るか実証!

では、どれだけのものが入るのかというご質問をよくいただきますので、参考にしていただくべく実証してまいります。

と、その前に…。実はボトルストッカーの仕様は、2022年発売時の最初のモデルと比べて2022年10月入荷以降のモデルの方がより大きなものが入る仕様になっております。初期モデルは500mlのペットボトルを入れるのが精いっぱいだったのですが、縫製方法を工夫することで出し入れしやすくなりました。
(初期モデルをご購入の方、申し訳ございません!みなさまからの声のおかげでOneは進化できております。)

それでは現行モデルのOneにはどの程度の物が入るのか、実際に試してみます!
今回試したラインナップはこちらの6つです。

実証に使用する6つのボトル

 

1)500mlのペットボトル

まずは、初期モデルでも入れることができた500mlのペットボトル。

サイズ:高さ20.5cm×直径6.5cm(最も太い部分)
容量:500ml

実証-500mlのペットボトル


これはもちろん難なくクリア。

長さ26cm以内のコンパクトな折り畳み傘などであれば一緒に入れることが可能です。

2)タンブラー

次にタンブラー。ペットボトルよりエコで保温性が高いのでタンブラーを選ぶ方も増えていますよね。タンブラーはペットボトルよりも上部が太いので難易度が上がります。

サイズ:高さ20cm×直径7.5cm
容量:500ml

実証-タンブラー


入りました。
地球に優しい方に優しいのがOneなのです!

3)プロテインシェイカー

そして次はプロテインシェイカー。ジムに行く方はシェイカーにプロテインを入れて持っていくと、現地で水を入れて飲むことができますね。タンブラーよりも上部が太い形になっているので、さらに難易度が上がります。

サイズ:高さ22cm×直径9.5cm(最も太い部分)
容量:700ml

実証-プロテインシェイカー


こちらも入りました!
ただ、やはり上部はきつめなので、他のスペースの荷物をパンパンにいれてからシェイカーを入れようとすると厳しいかもしれません。入れる順番も大事ですね。

4)800mlの保冷瓶

さらに800mlの保冷瓶でも試してみました。

サイズ:高さ26.0cm×直径7.5cm(最も太い部分)
容量:800ml

実証-800mlの保冷瓶


入りましたがこれはもうギリギリなので片手で出し入れするのは厳しいと思います。

Oneを肩から降ろせばなんとかというレベル。

5)1Lのペットボトル

ではもう、1Lのペットボトルならどうなのか。

サイズ:高さ20cm×縦9.5cm×横7.5cm
容量:1,000ml

実証-1Lのペットボトル


これは意外と簡単に入りました!
胴体はかなり太くても上部にかけて細くなっていきますし、高さもないので入れやすいです。

6)2Lのペットボトル

最後に2Lのペットボトル。

サイズ:高さ30cm×縦10cm×横9cm
容量:2,000ml

実証-2Lのペットボトル


いや、これはさすがに入らない。
四次元ポケットではないですからね。。

実証結果

ということで、以下のような結果になりました。

実証結果


ここまで入れば普段利用するうえでは十分ではないでしょうか。
たくさん入ってすっきりコンパクトというOneそのものの良さが、このスペース一つとっても体現されているのを感じていただけたら幸いです。

ボトルストッカーへの入れ方のコツ

最後にこのボトルストッカーへ上手に入れる方法をご紹介します。

ボトルストッカーへの入れ方のコツ


この写真のように斜め下から押し上げるようにして入れていただくと、スムーズに入ります。出すときもボトルの底に指を入れて、少し押し上げながら取り出すのがおすすめです。

 

いかがでしたでしょうか。
今回は、Oneの収納スペースの一つ「隠れるボトルストッカー」についてご紹介しました。

リュックを背負ったまま外側からドリンクを直接取り出せるこの機能は、通勤や旅行での使い勝手を大幅に向上させます。特にビジネスシーンにおいて、しまった後もスッキリとした見た目を保てるのは嬉しい点ではないでしょうか。

ぜひ、Oneの便利なボトルストッカーを活用して、より快適な毎日をお過ごしください。

Oneの商品ページはこちら

 

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