IT起業家 佐藤洋介さんが語る「旅と仕事の境目のない生き方 × 『One』」- HOLICCインタビューVol.3
HOLICCは、“旅して働く”をもっとしやすくするためのアイテムを開発しています。HOLICCが考える“旅”とは、決してTravelだけを指すわけではありません。自分の好きを追求して移動することも、“旅”のひとつであると考えます。
今回のゲストである佐藤 洋介さんは、スタートアップや上場企業での事業開発経験が豊富な起業家です。佐藤さんの生活には、柔術というスポーツが欠かせません。日中はカフェやコワーキングスペースで仕事をし、夜は道場で柔術に打ち込み、また仕事をする……。キックボードで風のように移動をしながら、場所にとらわれないライフスタイルを実現しています。そんな佐藤さんの背中には、HOLICCが開発した『One』の姿が。毎日の必須アイテムである仕事道具と道着は、このバックパックにぎゅっと詰まっています。
旅と仕事の境目のない生き方を体現する佐藤さんは、日々どのような生活を送っているのでしょうか?『One』への率直なご感想も含め、お話を伺いました。聞き手は、佐藤さんの前職の同僚であるHOLICCチーフプロデューサー齊藤です。
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【プロフィール】
佐藤 洋介さん
The Second Velocity Startup Studio株式会社 代表取締役
株式会社プレゼント 代表取締役
大学卒業後、事業立ち上げを専門とする企業に就職し、3年ほどネットビジネスの知見を貯めた後、未上場のスタートアップに転職。アドテクノロジー関連事業の要職に就きながら株式上場を経験。その後AIベンチャーの子会社取締役として最先端の事業開発を行った後、独立。テクノロジーを業務システムに組み込む事業開発を得意とする。
場所を転々としながら、自由なライフスタイルを実現
齊藤:以前は同じ会社の同僚でしたが、今日はインタビュアーをやらせていただきます。早速ですが、現在の洋介さんのお仕事について教えてください。
佐藤:2つの会社を立ち上げ、経営に携わっています。スタートアップスタジオ(スタートアップの立ち上げを複数行う組織)で事業開発を行う傍ら、別法人ではコーチングやプロダクト開発支援、マーケティング支援をしています。
齊藤:AI領域など、これまで培った経験を生かしながら幅広く支援されているそうですね。現在、オフィスは構えているのでしょうか?
佐藤:いえ、今のところオフィスは契約しておらず、フルリモートで仕事をしています。主にコワーキングスペースや自宅、カフェが僕の仕事場です。「どんな場所もオフィスになる」といった感覚で、転々としていますね。
齊藤:うちの会社も同じです。この間、同僚とオフラインで打ち合わせするとき、カラオケの仕事用プランを利用しました(笑)。オフィスを構えずとも仕事ができる世の中になってきましたね。
さて、洋介さんの1日のタイムスケジュールを教えていただけますか?
佐藤:10時頃に仕事を開始して、日中はカフェなどを移動しながら作業をします。1日にミーティングが7、8件入ることも多いですね。平日は週1〜2回のペースで『Yawara』で柔術をして、また仕事をして、22時くらいに帰宅する感じかな。
齊藤:『Yawara』さんは、まさに今インタビュー場所として利用させていただいている場所ですね。
佐藤:はい。仕事場から原宿に移動して、大体2時間くらいトレーニングしています。
齊藤:僕には柔術の経験がないのですが、どんな魅力があるのか教えてください。
佐藤:柔術はとても頭を使うスポーツで、「身体を使うチェス」とも言われています。身体と頭を動かしていると、どんどん脳内がスッキリしていくんです。モヤモヤが消え去ってビジネス的なひらめきに繋がることもあるので、仕事面でも良い影響を感じています。
齊藤:そんなメリットがあるなんて知らなかったです。
佐藤:『Yawara』の柔術アカデミーは格闘技未経験の方が多いので、始めやすいと思いますよ。
利用シーンを選ばない自由度の高さが『One』の魅力
齊藤:続いて、『One』が届いた時の印象を教えていただけますか?
佐藤:率直に、よくできていると思いました。同じ価格帯のスクエアバッグの中には、生地がペラペラしていたり、中身が重くなると形が崩れたり、容量があまり入らなかったりするものもあったのですが、『One』はそういったデメリットを一切感じなかったです。「ああ、これはニーズを知り尽くした人が作ってるな」と思いました(笑)。
齊藤:そう言っていただけてよかったです。
佐藤:あとは、今までのバッグにはない自由さがあると感じました。
齊藤:自由さ、ですか?
佐藤:これまでは、薄めのバッグか大きめのバッグかという2つの選択肢しかなかったように思うんです。
ビジネスバッグにはちょうどいいけれど旅行には使えないとか、アウトドアにはぴったりだけど日常使いするには大きすぎるとか。でも『One』は、圧縮機能のおかげでどちらも選択できる自由がある。
齊藤:おっしゃる通り、どんなシーンでも活用できるよう意識して開発しています。
佐藤:シーンを選ばないとなると、デザイン面も重要じゃないですか。例えば、『One』のファスナーって結構分厚いですよね。このファスナーのおかげで、ビジネスバッグに寄りすぎない印象になっている気がします。アウトドアバッグのように、丈夫なファスナーを選んでいるように感じました。
齊藤:まさにその通りで、ビジネスバッグの中では一番大きなサイズのファスナーを採用しています。印象の大部分を占めてくる箇所なので、かなりこだわりました。細かい点にも気付いていただけて嬉しいです。
あえて上下がセパレートしたバッグ。そのメリットを実感
齊藤:『One』の機能で特に気に入っているものはありますか?
佐藤:収納機能です。『One』はバッグ内で上半分と下半分に分かれていますよね。一般的なスクエアバッグだと下の方に溜まってしまうので、欲しいものがすぐに見つからなかったり、底の方でペンやポストイットがバラバラになってしまったりします。『One』は上下が分かれていることで、どこに何が入っているのかが一瞬で分かるし、取りやすいのですごく便利です。
齊藤:トレーニングの日は道着も持ち運んでいるのですか?
佐藤:はい、圧縮して詰めています。本来、道着は結構かさばるのですが、圧縮のおかげでバッグ一つに収まっていますね。見た目はそこまで大きくないのに、大容量な点は本当にありがたいです。
齊藤:『One』という商品名には「どんなときもこれ1つで」という意味が込められているのですが、バッグ1つで済むことのメリットは感じられていますか?
佐藤:そうですね、1日に何度も移動するので、身軽な点が一番大きいです。カフェだと何個もバッグを持っていたら邪魔になりますしね。
あとは、移動でキックボードを使うことが多いので、両手が自由であることのメリットを痛感しています。片手で荷物を持ちながらだと、安全面で不安ですし。
齊藤:たしかに、不安定ですもんね。バックパックの意外なメリットかもしれません。
容量が多いのは正義。小さめバッグ派の方もぜひトライを
齊藤:『One』を確実にオススメできる方はどんな方でしょうか?
佐藤:まずは、日常的にジムに通っている方ですね。シューズやスポーツウェアも収まるサイズなので使いやすいと思います。
あとは、当然ながらノマドワーカー。僕のように、旅と仕事の境目がない人は機能面で重宝すると思います。
そして最後は、普段は薄めのスクエアバッグを背負っている人。一度『One』を背負ってみて!と言いたいです。普段よりも大きめのサイズ感に抵抗があるかもしれないですが、背負ってみたら意外とコンパクトだと思われるはず。むしろ、使っていくうちに「容量が多いのは正義だ」と気付いてもらえるんじゃないかな。
齊藤:『One』の魅力に気付いてくださり、ありがとうございます。最初は、僕が開発したことを理由に手にとってもらったと思うんですけど、しっかりと満足していただけたようでよかったです。
佐藤:ひでさん(齊藤のこと)が開発したバッグという前提条件がなかったとしても、僕としては大満足です(笑)。
齊藤:ありがとうございます。これからも洋介さんのような方の生き方に寄り添うプロダクトを開発していきます。
仕事と好きなことを柔軟に行き来し、生き生きとした毎日を過ごす佐藤さん。自由な生活の隣には、『One』の存在がありました。
(撮影協力:Yawara)
佐藤さん愛用のOneはじめ、HOLICCは「旅して働く」をしやすくする商品を開発しています。
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