スマホでも段違い!旅行写真を綺麗に撮る方法を解説
旅行は人生の中でも特別な時間です。旅の思い出を写真として残しておくと、後から見返したときにその瞬間の楽しさや感動が蘇ります。
近年はスマホのカメラ性能が大幅に向上したため、本格的な一眼レフカメラを使わなくても、ポイントを押さえれば綺麗な写真が撮れるようになりました。
そこで今回は、スマホを使って旅行中に綺麗な写真を撮るコツを詳しく解説します。
<目次>
コツ① 明暗を意識する
コツ② 余白を意識する
コツ③ ポーズや表情を工夫する
コツ④ スマホの角度にも気を付ける
コツ⑤ 道具を使うのもオススメ
コツ① 明暗を意識する
光は写真において最も大切な要素の一つ。光の質や向き、明暗のコントラストを考えるだけで、写真の雰囲気ががらりと変わります。
食べ物を撮る時には食事に影が入らないようにする
料理の撮影では光の当たり具合がポイントです。暗い室内でも、窓から入る自然光をうまく活用することで、食べ物がより美味しそうに見えます。
逆光や横から差し込む光を利用して、料理の立体感を出すのもおすすめのテクニックです。
その際、食事が影に隠れないように、カメラで位置を確認しつつ撮影しましょう。
人物を撮る時には顔に影が入らないようにする
人物写真では顔が主役です。
逆光になる場所や強い影ができる場所を避け、顔全体が明るく照らされる場所で撮影しましょう。特に、早朝や夕方の柔らかい光は、自然で暖かみのある表情を引き出すのに最適です。
また、日の光が強すぎて人物の顔に影ができてしまう場合は、レフ板(反射板)の代わりに白いタオルや紙を用いて光を反射させ、顔にかかる影を軽減するのも一つの手です。
コツ② 余白を意識する
余白は写真にメリハリを与え、被写体を引き立てる効果があります。背景に空や海、広場などの広い空間を含めると、写真全体に余裕が生まれます。
たとえば、壮大な自然を撮影する場合、空や山を大胆に入れた余白の構図にすることで、スケール感を出すことができます。
コツ③ ポーズや表情を工夫する
被写体が人間や動物などの生き物である場合、表情やポーズに少し工夫を加えるだけで、写真の魅力が何倍にも膨らみます。
なるべく自然な表情で撮影する
写真を撮られる時は緊張して表情が固くなることもありますが、リラックスして自然な笑顔を引き出すとその人そのままの魅力が引き出せます。
友人や家族と会話を楽しんでいる瞬間を撮ったり、自然な動きを取り入れることで、表情に柔らかさが出ます。
手を主役にした撮り方をする
シンプルな一枚を撮りたい時は、手にフォーカスした撮り方をするとこなれ感のある一枚になります。たとえば、カフェでコーヒーを持つ手元や、レストランでフォークを握る手などをメインとした撮り方をすると、インスタ映えするお洒落な写真にできます。
手元に指輪などのアクセサリーが付いている場合は、それがさり気なく映り込むように工夫することもおすすめです。
足に注目した撮影方法で
手の他にも、足に注目した写真を撮るのみおすすめです。
ビーチで波に触れる足元や、足袋と下駄などの観光名所ならではの衣装で着飾った足を撮ると、旅先の情景がより鮮明に伝わります。
旅行先におすすめのポーズで撮影する
SNS映えするポーズは時代と共に流行が変わりますが、観光地でよく見られるユニークなポーズを取り入れてみるのも楽しいです。
たとえば、その土地で有名なモニュメントを遠近法を使って指でつまんでいるかのように見せるポーズ、モニュメントを食べているかのように見せるポーズ、海で全員でジャンプするポーズなどは、旅行先ならではの思い出として素敵です。
コツ④ スマホの角度にも気をつける
スマホの角度を工夫するだけで、写真が劇的に変わることがあります。
ローアングルから撮影すると、被写体が大きく迫力が増します。この撮り方は、建物や人物を壮大に見せたい時におすすめです。特に高層ビルや記念碑を撮るときは、この角度から撮ることで被写体の高さや大きさを強調できます。
一方、ハイアングルで撮影すると全体が見渡せ、すっきりした印象に仕上がります。テーブルいっぱいの料理や街並みを撮影すると、まとまりのある構図をつくり出せます。
それ以外にも、人物を撮る際にはなるべくスマホを地面から直角になるように立てて撮影するだけで、人物をスタイルよく撮影することができます。
コツ⑤ 道具を使うのもオススメ
道具を使うと、スマホ撮影がさらに楽しく、便利になります。
撮影用レンズフィルター
スマホに取り付けるレンズフィルターは、風景や空の色を鮮やかにする効果があります。
特に青空をもっと青くしたい時や、水辺の反射を抑えたい時に活用できます。
種類も豊富で、初心者でも簡単に使えるものが多いので、旅行の際に持っておくと便利です。
撮影用グリップ
長時間撮影すると手が疲れてしまうこともありますが、撮影用グリップを使えば安定感が増し、手ブレを防止可能。シャッターボタン付きのグリップなら、まるで本物のカメラのようにシャッターを切ることができます。
自撮り棒
SNSに写真をアップするなら持っておきたいのが自撮り棒。
背景に観光名所と分かるモチーフを含めつつ、人物に主役感を持たせてくれるので、1つ持っていくと便利です。自撮り棒なら撮影角度を自由に変えられるので、大人数での写真にも重宝します。
スマホ用三脚
スマホ用三脚はカメラ用三脚よりもコンパクトなので旅行先でも活躍します。
手ブレや手の疲れを防ぎつつ、長時間の撮影も可能なので動画やタイムラプスの撮影にも役立ちます。リモートシャッター付きの三脚ならさらに撮影が捗ります。
ポイントを押さえてスマホでハイレベルな旅行写真を
今回は、スマホで写真を撮るときに気をつけると、より美しい仕上がりになるポイントをご紹介しました。
そのまま撮るだけでも十分にいい写真が撮れますが、ちょっとした工夫をしたり道具を使うことで写真の魅力が大幅にアップします。
皆さんも、次の旅行ではぜひ撮影のポイントを押さえ、たくさん思い出作りをしてください!
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