旅のプロが心を奪われた世界の街並み7選

HOLICCは「“旅して働く”をもっとしやすく。」という価値観を大切にしているブランドです。
運営元である株式会社シンクロのメンバーは、まさに「旅と仕事の境目のない生き方」を体現しており、それぞれが世界中を旅しながら仕事しています。
今回は、そんな“旅のプロ”7名に「おすすめの海外の街並み」についてインタビューを実施。皆さまにご紹介したい、各国の多種多様な魅力が詰まった写真が集まりました。
メンバーが実際に撮影したとっておきの街角写真で、ぜひ現地の風を一緒に感じてみてください!
▼旅のプロが心を奪われた世界の街並み7選
1. ドイツ・ニュルンベルク
2. 韓国・釜山
3. マルタ共和国
4. ブルネイ
5. ギリシャ・サントリーニ島
6. フランス・マルセイユ
7. グリーンランド
1.ドイツ・ニュルンベルク
■教えてくれた旅のプロ

■心を奪われた街並み
ドイツ南部の都市「ニュルンベルク」は、バイエルン州でミュンヘンについで2番目に人口の多い都市です。
こちらの写真は、色とりどりの木骨造建築様式の家が立ち並ぶ小路「ヴァイスゲルバー・ガッセ」で撮ったもの。日本語に訳すと「白革なめし職人通り」という意味で、かつて皮革の職人さんたちが住んでいたことが由来になっているそうです。

城壁に囲まれた旧市街は中世の雰囲気そのもので、石畳が続く街並みを歩いているだけでドイツらしさを楽しむことができます。
コンパクトな町のため、職人広場や聖ローレンツ教会、美しの泉などの観光スポットを1日で周ることができるのも嬉しいポイントでした。
2.韓国・釜山
■教えてくれた旅のプロ

■心を奪われた街並み
「韓国のマチュピチュ」とも呼ばれる釜山の「甘川文化村」は、カラフルな家々が山の斜面に密集して広がる独特の風景が魅力のエリアです。もともとは朝鮮戦争の避難民が暮らしを築いた貧しい集落でしたが、2009年から始まったアートプロジェクトにより、街全体が“野外美術館”として再生されました。
いまでは、迷路のような坂道を歩きながら、壁画やオブジェ、屋上の展望スポットなどを巡るのが人気の楽しみ方。至るところに眺めのいいカフェや写真映えする小道があり、思わず立ち止まりたくなる場所ばかりです。

世界的KpopグループBTSファンには嬉しい見どころとして、メンバーのイラストが描かれた壁もあります。ファンたちが立ち寄って写真を撮る姿も見かけました。
アクセスは釜山中心部からタクシーで約10分。ローカル感を味わいたいなら、チャガルチ市場から出ている小さな路線バス(マウルバス)に乗って行くのもおすすめです。狭く急な坂道を、素晴らしいドライバーテクニックで15~20分かけて到着します。午前中は市場で海産物を味わい、午後は文化村でのんびり街歩きというルートも◎。
「歴史」「人の暮らし」「アート」がひとつに融合した甘川文化村。坂道の多い場所ではありますが、それも含めて、旅人の五感を刺激する魅力的な街並みでした。
3.マルタ共和国
■教えてくれた旅のプロ

■心を奪われた街並み
マルタ共和国は、地中海に浮かぶ小さな島国です。その街並みはどこを切り取っても美しく、狭い路地でもテーマパークに入ったかのような気分になります。ほとんどの建物が「マルタストーン」と呼ばれるハチミツ色の石灰岩で造られていて、街全体に統一感があり、カラフルな窓枠がずっと続く景色は、どこか現実離れしたような印象で心を奪われます。
路地には国旗がはためくおしゃれな風景があったり、バレッタの町並みの先に海と要塞が見えたり…。 こういう景色が至る所にあり最高でした。夜は街がライトアップされ、また違った幻想的な風景が楽しめます。

首都ヴァレッタは世界遺産に登録されており、歴史を感じる街の向こうに海が見えるというロケーションはまさに圧巻でした。
この日はたまたま花火大会の日で、花火をバックにライトアップされたバレッタを見ることもできました。
4.ブルネイ
■教えてくれた旅のプロ

■心を奪われた街並み
ブルネイにある世界最大級の水上集落「カンポン・アイール」です。30年前は4万人が暮らしていたそうですが、実は今でも9000人近い人が実際に住んでいます。
アジアの水上集落は貧困層が住んでいることが多いのですが、こちらは住みたくて住んでいる人がほとんどだそうで、昔は王宮まであったそうです。ステレオタイプな見方をしてはいけないなと痛感しました。

多くの方が「カンポン・アイール」に住み続ける理由として、電気や水道などのインフラや学校などの設備が整っていて、陸上と変わらない生活を送れることが挙げられます。同じ機能を持たせようとしても、水上だと同じようには作れないはずで、ここに知恵が詰め込まれているのだなと感じました。
水上集落を見に行くときはスピードクルーザーをチャーターしたのですが、運転手さんに水上での生活を色々と聞くことができますし、風が気持ちよく、少し足を伸ばすと発見確率50%とも70%とも言われるテングザルを見にいくこともできるのでおすすめです。
5.ギリシャ・サントリーニ島
■教えてくれた旅のプロ

■心を奪われた街並み
サントリーニ島のなかでも有名なスポット「イア」の景色は圧巻でした。
中心街であるフィラからバスで20分ほどの位置にあり、サントリーニ島と聞いて多くの方が思い浮かべる白い壁にブルーの屋根の教会(ブルードーム)もこの「イア」にあります。

この街の最大の魅力はサンセット観賞。小さな街であるにもかかわらず、多くの人々が夕日を見に集まります。「カストロの丘」で観光客のみんなと一緒に楽しむのも、確実に見られるベストロケーションなレストランを予約しておくのもおすすめ。
サントリーニ島とアテネはフェリーで行き来でき、船上から眺めるサントリーニ島の風景や、エーゲ海に沈む夕陽はまさに絶景でした。
観光地だけあってお土産屋さんやおしゃれなカフェなどもたくさんあるので、街歩きだけでも楽しめるはずです。
6.フランス・マルセイユ
■教えてくれた旅のプロ

■心を奪われた街並み
「マルセイユ」はフランスを代表する港町で、貴重な遺産が数多くあることから観光にも人気の都市です。
旧港の入口には2つの要塞「サン・ジャン要塞」と「サン・ニコラ要塞」が築かれており、その歴史を感じることができます。ヨットハーバーには多くのボートが係留されていて、どこを切り取っても絵になる美しい街並みでした。

旧港付近では、マルセイユ発祥の漁師メシとして知られるブイヤベースを楽しめるレストランが多数。また朝市(マルシェ)では港らしく新鮮な魚介類が並んでいて、その種類も豊富なため、景色と食のどちらも楽しめるのが魅力に感じました。
また、港からは小説「モンテクリスト伯」の舞台となったシャトー・ディフへ向かうクルーズ船も出ており、小説の舞台を訪れるちょっとした地中海クルージングも楽しめます。
7.グリーンランド
■教えてくれた旅のプロ

■心を奪われた街並み
グリーンランドのイルリサットには、色とりどりの家が立ち並んでいます。カラフルで可愛い街並みは、歩いているだけでも楽しい気分にさせてくれました。
このカラフルな家はただ好きな色を塗っているのではなく、言葉がわからなくても識別できるよう、職業や役割ごとに決まった色の外観にしているんだそうです。

絵本のような街並みだけでなく、“グリーンランドといえば”の自然も満喫できます。美しい氷山や流氷を間近で見た時は、生涯忘れられない圧倒的な絶景だと感じましたし、氷河の砕ける音は迫力満点でした。ここだからこそ飲める「流氷ウイスキー」も堪能。さらにはホエールウォッチングのツアーにも感動しました。
北極圏に来たな、と感じる景色がたくさんあり最高でした。
旅することでしか触れることのできない世界がある
インターネットやSNSの普及で、いつでもどこでも世界中の景色を検索して見ることができるようになりました。しかし、自分の足で旅して、自分の目で見たからこそ感じられる美しい景色があります。
旅とは自分の好き(=HOLICC)を追求して移動すること。
“旅のプロ”たちも、さまざまな場所を訪れる中で人や景色と出会い、さまざまなものを見て感じることで、それを仕事に活かしています。
ぜひ皆さまも世界の美しい街並みを見て、自分だけの新しい発見をしてみてくださいね。
※旅人レベルは HOLICC旅背景ジェネレーターによるもの。国の数や訪問難易度から算出されています。
コメントを残す
コメントは承認され次第、表示されます。