女子サッカー・佐々木ユリア選手のブラジル一人旅レポート

HOLICCは2025年8月にお知らせしたとおり、サッカーのアルゼンチン1部女子リーグ「Boca Fútbol Femenino(ボカ・ジュニオルス)」所属の佐々木ユリア選手とチャレンジサポーターシップを結びました。
この制度は、スポーツ・ビジネス・表現活動など未知の領域へ踏み出す挑戦者に、リュックやウェアの提供を通じて伴走するHOLICC独自の取り組みです。一方的な提供ではなく、挑戦の過程を広く共有し、「旅して働く」マインドに刺激を届けることも目的としています。
女子サッカー佐々木ユリア選手とチャレンジサポーターシップを締結
今回の締結に至った理由は、佐々木ユリア選手が自ら綴る挑戦の言葉に、HOLICCチーフプロデューサー齊藤が強く惹かれたこと。そこで今回は、彼女がアルゼンチンからブラジルへ一人旅した際のレポートを、本人の筆致そのままにお届けします。

HOLICC MAGAZINEをお読みの皆様こんにちは!
現在アルゼンチンのBocaJuniorsでサッカーをしている佐々木ユリアと申します。
HOLICCさんから提供していただいたアイテムで人生で初めての一人旅に行ってきました。場所はブラジルのサンパウロとアマゾンです。HOLICCさんのアイテムと旅の様子を書いてみましたので、ぜひ読んでみてください!
HOLICCさんは「旅して働くを、もっとしやすく。」を掲げています。年間何ヶ国も旅する“プロの旅人”によって作られたブランドは、一人旅初心者にとってはとてもとても心強いアイテムでした。
使用させていただいたアイテムは以下の4つです。
・One
・PackBag+
・Giopants
・work to sporTロング モックネック
使えば使うほどアイテムの良さが引き出され、HOLICCさんのアイテム無しでは旅ができない身体になって帰ってきました。
今回はブラジルへ4泊5日(サンパウロ、アマゾン)の旅なので洋服や雨具、サンダルなど大量の荷物をバッグへ詰める作業をしなければいけません。
持っていった荷物はこんな感じになりました。

One(リュック)は、様々な収納が隠れています。今まで収納がたくさんあるリュックは見てきましたが、どこの収納にも明確な使い道があるリュックは、Oneが初めてでした。
大量の荷物を持っていったはずなのに重みで肩が痛くなることは一度もありませんでした。
――新しいアイテムと飛行機に乗り込んだ。パスポートの提示もOneのおかげでシームレスになった。毎度恒例のカバンの中をひっくり返し、探し物を救出することなんてことが一度も起こらなかったのだから奇跡だ。
3時間のフライトを経てサンパウロへ到着。サンパウロへ来た理由は、友達に会うため。来る前に友達から現在のサンパウロは5℃前後で寒くて天気が悪いと聞いていた。到着してみれば、晴天に20℃と幸運を発揮し幸先の良いスタートを切った。晴天の中、友達と公園に走りにいき、ココナッツとアサイーを堪能した。今後マラソンを走ることがあれば、給水所にはココナッツとアサイーを置いてブラジリアンスタイルで行かせてもらいたいものだ。
やはりブラジルは果物の質が高すぎる。見たことも聞いたこともないフルーツが道のあちらこちらで売っている。その後、美術館に行き、西洋絵画を見ながら散歩をしていればあっという間に時間が過ぎた。 毎回旅をするときに、この国が一番良いじゃんと思いながら去っていくので本当に幸せ者だと思う。どこの芝生も青過ぎて困っているのだ。
遂にアマゾンへ行くため、サンパウロから4時間のフライトを経てマナウスに到着した。アマゾンのジャングルはさすがに一人で回れるほどワイルドではないので、事前にツアーを予約した。
ツアー会社の人が空港まで迎えに来てくれた。乗用車で迎えが来たことで分かったけれど、そう、ツアーの参加者は私ただ一人しかいなかったのだ。ツアーだから誰かと仲良くなれたらいいなとか思ってたけど、こうなったら仕方がない。思いっきりパーソナルツアーを楽しもう。旅はどんなことが起きても許容して、その時々の楽しさを見つけていく連続だから。アマゾン川へ行くために15人くらい収容する船に私とガイドの二人で乗った。隣の船は定員人数きっちりで入っていて、彼らからのものすごい視線を感じた。寂しさではなく、私って富豪じゃんって優越感に浸っていたからこの先も全然余裕でやっていけるなと思った。

アマゾンの宿泊施設に到着。そこでは、新しい宿泊施設を建てている人たちなど、旅行者だけでなく生活者が何人もいた。
アマゾンは魚が格別に美味い。ピラルクとタンバキという川魚を食べたが、とてもおいしかった。

ジャングルを船に乗って探検した。Oneもショルダーバックも防水だから濡れても全く問題ない。服も速乾ですぐに乾くから洗濯機の使えない旅にとても助かった。
ちなみに今回は旅行中もスタイリッシュで決まっている。アマゾンの中でもビジネスカジュアルでも使える大谷並の二刀流だ。

Googleの天気予報では毎日雨予報だったが、奇跡的に部屋にいるときか車移動のときしか雨が降らなかった。上記のような曇りの時間帯が多かったが、これを晴れ女と言わずになんというのだろうか。
最終日。宿の木にはブラジルナッツがある。ブラジルナッツとは熱帯雨林だけで採ることができる木の実である。ガイドの人がもし木からブラジルナッツが落ちてきたら、食べさせてあげると言われていた。木が高すぎて自力で取ることは困難なため、自然に落ちてくるのを待つしかないらしい。それがなんと最終日の朝にブラジルナッツが木から落ちてきた。

アマゾンで見た景色、感じた空気、考えたこと。全て忘れられないものになった。
自分の足で動いて見たものでしか得られないものがある。なぜ旅をするのかという問いの答えは無数にあるけれど、何かを知りたいという欲求が根幹にある気がしている。HOLICCさんのコンセプトは本気で仕事して、本気で旅して、本気で遊ぶ。初めて自分から知りたいと思って行動したとき、人は本気の状態になると思っている。
これからも知りたいドリブンで旅を続けていきたい。最後ずっと着いてくれていたガイドに、次はサバイバル体験をしに来なよと言われ別れた。世界中でまた戻りたい場所が増えた。
そして、何十年後、何百年後、もっと先の未来でも、この大自然の美しさと豊かさが保たれていればいいなと切に願う。

HOLICC担当者の齊藤さん、素敵な商品を地球の裏側まで提供していただきありがとうございました。











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