使ってみたシリーズ第1弾
-「One」で登山へ!使用感レポート
“これ1つで旅して働ける” 究極のバックパック「One」は、長期旅行やアウトドア、出張などあらゆるシーンで活用できますが、アウトドア好きの方は「登山でも使えるの?」と思ったことがあるのではないでしょうか。
結論として、日帰りで行ける山やコースであれば、「One」を使って難なく登山できます。
今回は使ってみたシリーズ第1弾として、シンクロ(=HOLICCの運営会社)のメンバーである萩原 雅之に「One」を登山で使用してもらい、便利だった機能や登山中の使用感についてレポートとしてまとめてもらいました。
プロフィール
萩原 雅之
訪問国数36・旅人レベル99
新卒社員。カタールW杯はシンクロメンバーと現地観戦へ。
今回登ったのはインドネシアの「アグン山」
アグン山(Mount Agung)は、インドネシアのバリ島に位置する標高3,031mの成層火山です。バリ島で1番高いアグン山は、古くより聖なる山として崇拝されており、バリ・ヒンドゥー教における重要な宗教的シンボルとなっています。
観光客にはトレッキングや登山スポットとして人気があり、山頂からは息を呑むような美しい日の出を楽しむことができます。
今回は、標高1,500m地点から始まる初心者〜中級者向けのコースで日帰り登山を行いました。所用時間は登りが4~5時間、下りが3~4時間程度です。
登山時に携帯した持ち物
今回の日帰り登山に持って行ったものはこちらです。
- 飲み水
- 朝食
- 軽食
- ウインドブレーカー
- ヘッドライト
登っているときはかなり汗をかきますが、山頂付近では風が強くて寒いことがあるので、ウインドブレーカーを持って行きました。また、アグン山の美しい日の出を拝むために夜中に出発したため、ヘッドライトを装着して登り始めました。
登山で「One」を使用するときに工夫したこと
1)すぐに取り出せるスペースに飲み物などを収納
登山中に水分補給をするとき、いちいちリュックを肩から降ろして飲み物を出し入れするのは手間がかかります。そこで、リュックを背負ったまま外側から直接飲み物を取り出せるように、「One」のボトルストッカーを利用しました。
このボトルストッカーは、リュックを背負ったときの右側側面に位置していて、500ml・1Lのペットボトルやタンブラーなど背の低いものであれば難なく収納できます。
>関連記事:設計のネライvol.3-中に隠れるボトルストッカーの改善
また、軽食やウインドブレーカーは、休憩時にすぐに取り出せるように1番上のオーガナイザースペースに入れるよう工夫しました。
オーガナイザースペースは、リュックの中央上部に位置していて、容量がありつつ底が浅く見やすいので使い勝手が良いです。中にはポケットが7つ付いているので、小物などの収納にも活用できます。
2)体への負荷軽減のためにリュックの揺れを防止
登山時はリュックを背負っている時間が長くなるため、肩など体への負荷が大きくなってしまいます。これは、リュックが揺れることで重心が不安定になり、体の一部に負荷が集中してしまうことが原因である場合が多いです。
そこで、ショルダーハーネスの調整はもちろん、胸の前で留めるバックルも利用してリュックがあまり動かないように調整し、腰などにも負荷が分散するように工夫しました。
>関連記事:設計のネライvol.1- リュック自体の質量より背負ったときに感じる重さが大事
登山中の「One」の使用感
下山時に急な崖を尻もちをつくような形でゆっくり下るシーンがありましたが、「One」は奥行きが13cmと短いのと、洋服などの荷物を入れたとしても圧縮機能で奥行きを減らすことができるので、そこまで地面と擦れることはなかったです。
もちろん多少の擦れはありましたし、登山中に土がついてしまい白く汚れていましたが、傷や汚れが付きにくい素材「シルナイロンコーデュラ®︎」のおかげで、水を含んだタオルで拭いたらすぐ綺麗になりました。
また、ショルダーハーネスやバックルをちゃんと調整していたこともあり、下山後の肩などの疲労感は特に感じませんでした。ショルダーハーネスが低反発かつ高密度のフォームで衝撃吸収機能もあるため、重さを感じづらくなっていた効果もあるかと思います。
総評
登山中の荷物の安定感という意味では登山専用のリュックには敵わないものの、初心者向けの登山であれば「One」で十分でした。日帰りの登山や、旅行中の登山で登山専用のリュックを荷物的に持って行けない場合には、「One」を使うのが良いと思います。
特に、登山専用のリュックにはない、荷物へのアクセスの良さはとても便利でした。
また、リュックの重さの感じ方についてですが、重いものをリュック上部や背中に近い部分に収納したほうが軽く感じます。「One」は収納スペースが上下に分けられている構造になっているので、肩に近い上部も利用して重さを分散させるよう工夫すると、荷物がもっと軽く感じられたかもしれないと思いました。
最後に
以上、「One」を使ってインドネシアのアグン山へ登山したときの使用感レポートを、萩原にまとめてもらいました。日帰り登山などの初心者向けであれば、「One」でも十分に登山を楽しめることがわかっていただけると幸いです。
「One」は登山などのアウトドアだけでなく、旅行や仕事(通勤・出張)でも使える究極のバックパックです。登山に行った先でワーケーションするなど、旅と仕事の境目のない生き方を実践してみてはいかがでしょうか。
「One」の機能や使い方などに関するご質問がありましたら、以下よりお問い合わせください。
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