【PackBag+使用レビュー】良い夢を見られるように「PackBag+」でパッキングの予行演習をした
2/10からCAMPFIREで先行販売開始のPackBag+ですが、一足お先にライターの深森サラさんに商品を使っていただき、レビューをしてもらいました。
突然ですが、同じ悪夢を繰り返し見た経験はありませんか?
私はワンシーズンに1度くらいの頻度で見る悪夢が2パターンあります。
1つは、私が大学4年生の設定で、卒業間近なのに単位が揃っていない夢です。もう1つは空港へ向かう時間が近づいているのに、パッキングが終わっていない夢です。
1つ目の夢は実体験を基にしており、自業自得です。でも、2つ目に関しては一度も経験がありません。もしかしたら、手荷物サイズのバッグだけで海外旅行することをポリシーにし、ストイックに荷物を減らしていることで、自分にプレッシャーを与えてしまっているのかもしれません。
ポリシーを変えたくないが、悪夢も見たくない。そこで、解決策としてある仮説が思い浮かびました。
備えあれば憂いなし。仮説検証として、パッキングの予行演習をすることにしました。
予行演習:2泊3日、ソウルの旅
今回は春先に韓国・ソウルに行く想定で、パッキングをします。実際にパンデミックが収束すれば、実現したい旅です。
タイミングよく、インド旅行について書いたコラムでいただいた「HOLICC大賞」の副賞として「PackBag+」が手元に届きました。圧縮バッグとしてもサブバッグとしても使える旅の便利アイテムだそうです。今日はこちらに夢や希望や靴下を詰め込んでいきます。
いただいたのは「PackBag+」のLサイズとSサイズのバッグと、ショルダーストラップ3点です。カラーは先行商品の「PackBag」にはなかった新色のエターナルホワイト、アースグレー。そして、空の模様が素敵なショルダーストラップは女性向けキャリアスクール「SHElikes」内のコンペ選ばれたデザインのもの。イラストレーター/デザイナーのハタケヤマ モエさんによる作品で「Marble Sky」という名前です。おしゃれやん。
先行商品から進化したのは見た目だけではありません。使い方の幅がグッと増えているそうです。ショルダーストラップを付け替えることで、Sサイズがボディバッグに、Lサイズが横向きショルダーバッグやリュックサックにも変身できるようになったとか。旅先の治安や荷物が重さやによって、バッグの持ち方を変えたい海外旅行勢にはうれしい機能ですね。
バッグを一通り見たところで、パッキングしたい荷物を広げます。
全部をスーツケースに封じ込められるかが怪しい量。こんな時には圧縮袋が便利ですが、私はビニール製の圧縮袋を買っては、雑な扱いでいくつも破壊した前科者です。サミュエル・L・ジャクソンが劇中で殺した人間の数よりも、私が葬った圧縮袋の数の方が多いかもしれません。
しかし、「PackBag+」は圧縮ができる上に、かなり丈夫らしいです。圧倒的な強度を誇り、米軍でも採用されている「CODURA®」というブランドの中で、薄くて軽量の「CODURA® Ultralight」という素材が使われているのだとか。これなら私でも大丈夫そう。ただ、米軍を引き合いに出されてちょっとだけ引きました。本気やん。
今回はスウェット地のワンピース、寝るときに履くフリースパンツ、もこもこの靴下などを圧縮しようと思います。
一旦、洗濯ネットに入れました。明らかに洗濯ネットの方が大きい。
洗濯ネットごと入れて、ファスナーを締めるとこんな感じ。
ここから圧縮スタート。グレーの持ち手がついているファスナーを閉めることで圧縮できます。
ファスナーが壊れたら、そこで試合終了ですが、YKKのええファスナーで全く危なげのないファスナー運び(?)でした。パンパンに入れたため、普通のファスナーだったら今日が命日になっていたと思います。存命でよかった。そして、写真では伝わりづらいのですが、圧縮率は50%以上だそうな。すごいな。
服をかなり圧縮できたため、ギューギューと押し込むことなく、機内持ち込みサイズのスーツケースに全ての荷物が入りました。
服の圧縮が叶わなければ、おそらく寝るときに履くフリースパンツを諦めて、かさばらないサッカーパンツ、もしくはパンイチにチェンジしていたと思います。春先の韓国なら下痢確定ですね。
Lサイズだけではなく、Sサイズも圧縮バッグとして使えます。Sサイズを圧縮バッグとして使い、Lサイズに収納する使い方もアリですね。仕事帰りにフットサルに行く日に良さそう。
ただ、私はある部分が気に入り、海外旅行ではSサイズを最初からサブバッグとして使うことに決めました。ちょっと見てください。
気に入ったのは中のファスナーです。体に接する側に、ファスナーで閉じられる内ポケットがついています。これはパスポートや搭乗券といった貴重品を入れるのにぴったり。ここに貴重品をしまって、ボディバッグとして胸側で使ったら安心ですね。旅のプロが作っただけある。
ここまでの説明で「ファスナー」ということばを1年分浴びたと思いますが、ファスナーとポケットがとにかく多い!ほかに、ストラップの取り付け部分が金属製で力を入れなくても付け外しできたり、ショルダーストラップを引っかけるパーツがたくさんついていたりと、至れり尽くせりです。余計なお世話ですが、ちょっと原価が心配になります。
ほかにサイトなどでのパッと見では伝わらない点として、素材の触り心地があると思いますが、シュルシュルの柔らかく、軽い素材でした。それなのに、中に入れたアイテムの形を拾いすぎないところが不思議。どうなっているのか、よくわかりませんでした。黒魔術とかですかね。
脳に臨場感をもたらすために新大久保へ
家というコンフォートゾーンであっけなく、パッキングが終わりました。ただ、これだと臨場感が足りないような気がします。
この成功体験を脳に焼き付けるべく、ある場所に出かけました。
東京のコリアタウン・新大久保です。(どんより!)
バングルの看板がいっぱいで、韓国旅行気分を味わえます。
おしゃれスポットのカロスキルにありそうなカフェでスイーツを食べて、
韓国食材が手に入るスーパーでラーメンとチャンジャを調達し、
ポッサムを食べて、大満足!
マチがたっぷりなので、おみやげも難なく入りました。
余談ですが、このプルダックのカルボナーラ味とメディヒールのシートマスクは本気でおすすめです。
でも、お高いんでしょう?
ここまで読んだ方はもう欲しくなってると思うので、最後に入手方法を。
「PackBag+」の一般販売は3月中旬予定とのこと。定価はセットで17,900円(税込)、Lサイズの単品が10,900円(税込)、Sサイズの単品が7,300円(税込)です。2月10日(木)からクラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」でプロジェクトが公開され、一般販売よりも少しお得に手に入るそうです。
「PackBag+」とクラウドファンディングの詳細を知りたい方は、こちらへGO!
https://holicc.jp/pages/campfire-teaser_packbag-plus
本当に丈夫だったので、かなり長く使えそう。旅行や出張が多く、できるだけ荷物を減らしたい方には良いアイテムだと思います。
なお、パッキングの予行演習をしてから1週間が経ちましたが、いまのところ悪夢は観ていません。経過観察を続けます。
(ライター:深森サラ)
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