【国内編】夏におすすめの旅行先6選!経験豊富な旅のプロが厳選
HOLICCは「”旅して働く”をもっとしやすく。」という価値観を大切にしており、運営元である株式会社シンクロには、旅をしながら働くメンバーが数多く在籍しています。
今回は、そんなメンバーの中から7名の旅のプロにインタビューを行い、国内における夏におすすめの旅行先について聞いてみました。
おすすめの理由や周辺施設・宿泊先などについてもまとめていますので、夏休みなどで旅行に出かける際の参考として、ぜひご活用ください。
▼夏におすすめの旅行先6選
1. 児島(岡山県)
2. 隠岐諸島(島根県)
3. 白馬村(長野県)
4. 四尾連湖(山梨県)
5. 熊野古道(和歌山県)
6. 阪神甲子園球場(兵庫県)・漁港(和歌山県)
1. 児島(岡山県)
■教えてくれた旅のプロ
・夏旅行におすすめの理由を教えてください。
児島は岡山県の南部にある地域で、瀬戸大橋のたもとに位置する小さな港町です。瀬戸内海に面する児島では、海に浮かぶ島々が織りなす瀬戸内特有の夏の景色が楽しめます。
また、海でSUP(サップ)を楽しんだり、瀬戸内海と瀬戸大橋を一望できる王子が岳を登ったりすることができます。近くの宇野港から直島や豊島などの島巡りをするのもとても魅力的です。
・周辺施設や宿泊先について教えてください。
児島は日本のデニム産業の発祥地として知られ、ジーンズの聖地とも呼ばれています。そんなデニムを基調としたホステル「DENIM HOSTEL float」に宿泊しました。
このホステルでは、部屋から海が見え、波音を聞きながら本を読むといった贅沢な時間を過ごすことができます。サウナもあり、食事も美味しいです。さらに、スタッフの皆さんも非常に親切で、おすすめの宿泊先です。
【東京から児島へのアクセス】
電車で行く場合は、東京駅から東海道・山陽新幹線を利用して岡山駅まで約3時間30分で行き、そこから乗り換えて児島駅まで約20分で到着します。飛行機で行く場合は、羽田空港から岡山空港まで約1時間10分で行き、そこからリムジンバスを利用して岡山駅に約30分で行けますので、乗り換えて児島駅まで約20分で到着します。
2. 隠岐諸島(島根県)
■教えてくれた旅のプロ
・夏旅行におすすめの理由を教えてください。
隠岐諸島は、島根半島の北方約50kmの沖合に浮かぶ離島で、4つの有人島(「西ノ島(西ノ島町)」、「中ノ島(海士町)」、「知夫里島(知夫村)」、「隠岐の島町」)と約180の小さな島々から成り立っています。
海士町及びその周辺の島々を巡りましたが、到着するまでには様々な交通手段を利用するため、まさに旅の醍醐味を感じることができます。そして、滞在中も島々を巡りながら、美しい景色とともに海遊びも満喫できるので、とてもおすすめです。
西ノ島の摩天崖から通天橋までのトレッキングルートや知夫里島の赤壁、フェリーや内航船、漁船が行き交う風景なども魅力的です。
・周辺施設や宿泊先について教えてください。
海士町にある「Entô(エントウ)」というところに宿泊しました。Entôは泊まれるジオパーク拠点施設とも呼ばれており、客室から見える海や島々の景色は絶景です。
また、ダイニングでは地元の食材を楽しむことができ、街歩きでは島の暮らしを体感できます。シングルルームもあり、一人旅にもおすすめです。
【東京から隠岐諸島へのアクセス】
隠岐諸島へのアクセス方法はいくつかありますが、飛行機を利用して行く場合のアクセスについてご紹介します。
羽田空港から出雲空港もしくは米子空港まで約1時間30分で行き、そこからバスや電車を利用して境港もしくは七類港に約1時間で行きます。港から高速船を利用すれば約1時間、フェリーを利用すれば約2時間30分で隠岐諸島に到着します。なお、1日1便しかありませんが、出雲空港および伊丹空港から隠岐諸島(隠岐空港)までの直行便もあります。
3. 白馬村(長野県)
■教えてくれた旅のプロ
・夏旅行におすすめの理由を教えてください。
長野県白馬村にある「八方池」が特におすすめで、北アルプス(飛騨山脈)の八方尾根に位置し、標高約2,060mのところにあります。夏の八方池は涼しく快適な気候と美しい大パノラマが魅力です。
ゴンドラとリフトを乗り継げば、わずか40分で標高1,830m地点までアプローチでき、リフトを降りてからも、緩やかな傾斜の舗装された「木道コース」を利用すれば、初めてハイキングをする方や体力に自信がない方でも安心して楽しめます。
その道中でも夏の花々や鮮やかな景色が楽しめますが、1時間ほど歩いた先にある八方池での景色は圧巻です。池に映り込む白馬三山の景色は息を呑む美しさでした。
八方池を見た後、さらに登山を楽しみたい方には唐松岳への登山、さらに難易度を上げたい方には唐松岳から五竜岳への縦走がおすすめで、登山上級者の方も満足できると思います。余談ですが、私自身初めて本格的な登山に挑戦した場所なので、とても思い出に残っています。
・周辺施設や宿泊先について教えてください。
日帰りでの登山でしたので宿泊はしていませんが、唐松岳の頂上付近にある「唐松岳頂上山荘」に立ち寄りました。唐松岳山頂へは徒歩15分、ご来光が拝める山荘裏山へは徒歩5分と、周辺には絶景ポイントがたくさんありますので、宿泊してみるのもいいかもしれません。
■教えてくれた旅のプロ
・夏旅行におすすめの理由を教えてください。
白馬村は、自然の美しさと夏ならではのアクティビティが豊富で、家族連れから一人旅まで、さまざまなスタイルの旅行者が楽しめるおすすめの場所です。東京からのアクセスも良く、まるで海外のアルプスに来たかのような雄大な景色に浸れます。
特に「白馬岩岳マウンテンリゾート」では、大人も子供も楽しめるアクティビティが充実しています。ゴンドラで山頂に行くとアルプスの少女ハイジのような大型ブランコを楽しんめたり、パラグライダーやラフティング体験ができたり、八方池までトレッキングしたり、絶景カフェを楽しんだり、子供が遊具で遊んだりと、楽しみ方が満載です。
・周辺施設や宿泊先について教えてください。
白馬駅の近くにはスノーピークの施設があり、カフェやレストラン、キャンプ場、温泉が併設されています。宿泊はもちろん、日帰り旅行の帰りに立ち寄るのもおすすめです。カフェでは仕事もできるので、ワーケーションとして利用するのも良いと思います。
【東京から白馬村へのアクセス】
車で行く場合は、関越・上信越自動車道を利用して長野ICまで約3時間で行き、そこから一般道を経由して約1時間で白馬村に到着します。電車で行く場合は、東京駅から北陸新幹線を利用して長野駅まで約1時間30分で行き、そこから乗り換えて白馬駅まで、もしくは特急バスを利用して約1時間で到着します。
4. 四尾連湖(山梨県)
■教えてくれた旅のプロ
・夏旅行におすすめの理由を教えてください。
四尾連湖は標高850mの山上に位置する、全方位を森に囲まれた透明度の高い湖です。標高が高いので夏でも涼しく過ごせますし、車でしか行けない奥まった場所にあるので人も少なく、静かな環境で過ごせるのが魅力です。
また、湖畔にはキャンプ場があり、キャンプやSUP(サップ)を楽しむことができます。特にSUP中に湖の真ん中から周囲を眺めたときの、空と森のコントラストが美しいです。
・周辺施設や宿泊先について教えてください。
湖畔にある「水明荘」という山荘が運営してるキャンプ場を利用しました。他のキャンプ場と違って夜が本当に静かなのと、明かりがほぼ無くて真っ暗なので、キャンプ場に来てるけどキャンプ場じゃない場所で過ごしているような感覚を味わえるのでおすすめです。
【東京から四尾連湖へのアクセス】
車で行く場合は、中央自動車道を利用して甲府南ICまで約2時間で行き、そこから一般道を経由して約40分で四尾連湖に到着します。電車で行く場合は、東京駅からJR中央本線の特急を利用して甲府駅まで約2時間で行き、そこから乗り換えて市川大門駅まで約30分で行きます。市川大門駅からはバスやタクシーを利用し、さらに約30分で四尾連湖に到着します。
5. 熊野古道(和歌山県)
■教えてくれた旅のプロ
・夏旅行におすすめの理由を教えてください。
熊野古道は、和歌山県に位置する歴史的な巡礼路で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。静かで神秘的な道で、ひんやりと涼しい環境の中、自然と歴史を感じながら山歩きを楽しむことができます。
熊野古道の中でも、特に石畳が美しい「大門坂」は苔むした道が広がり、神秘的な写真を撮るのに最適です。また、大門坂を上って「那智の滝」を訪れるのもおすすめです。この滝は非常に大きく、日本三名瀑の一つとして知られ、その壮大な景観は訪れる人々を魅了します。
・周辺施設や宿泊先について教えてください。
熊野古道から少し移動して、「南紀白浜マリオットホテル」に宿泊しました。部屋が広くてゆっくりと過ごすことができ、部屋には露天風呂もありました。また、白浜の絶景を一望できるのも魅力の一つです。
【東京から熊野古道へのアクセス】
電車で行く場合は、東京駅から東海道・山陽新幹線を利用して名古屋駅まで約1時間40分で行き、そこからJR特急「ワイドビュー南紀」に乗り換えて新宮駅(熊野古道周辺)まで約3時間30分で到着します。飛行機で行く場合は、羽田空港から南紀白浜空港まで約1時間10分で行き、そこからリムジンバスを利用して新宮駅に約2時間20分で到着します。
6. 阪神甲子園球場(兵庫県)・漁港(和歌山県)
■教えてくれた旅のプロ
・夏旅行におすすめの理由を教えてください。
夏の甲子園では、野球の試合を楽しむだけでなく、試合の中で必ずドラマが生まれて感動できます。野球の知識がなくても、熱い戦いに心を打たれるでしょう。
さらに、少し足を伸ばせば海にも行けるので、甲子園を楽しんだ翌日は和歌山へ移動し、朝から海釣りを楽しむのもおすすめです。美しい朝日を浴びながら、非日常の体験を思いっきり堪能できます。船上では甲子園の感想を語り合い、話題が尽きることもありません。
【東京から阪神甲子園球場へのアクセス】
以上、夏におすすめの国内の旅行先をご紹介しました。海外編については以下の記事でまとめていますので、合わせてご覧ください。
>関連記事:【海外編】夏におすすめの旅行先5選!経験豊富な旅のプロが厳選
※なお、旅のプロたちの「旅人レベル」は以下のHOLICC旅背景ジェネレーターによるもので、訪問した国の数やその難易度から算出されています。
旅は人を育てる
旅は単なるレジャーではなく、自己成長の機会でもあります。新しい場所を訪れ、異なる文化や価値観に触れることで、視野が広がり、新しいアイデアやインスピレーションを得ることができます。また、旅先での人々との交流は、自分自身を見つめ直すきっかけにもなります。
旅に慣れているプロたちでも、さまざまな場所を訪れ多くの人と出会うことで新しい発見をしていく中で、自分の「好き=HOLICC」に出会えるのです。この経験は自分を変化させ、仕事にも必ず生かされると信じています。
ぜひ皆さんも、夏休みなどで旅行に出かける際は、ご紹介した旅行先を参考にしてみてください。ワーケーションであれば、旅先で仕事しながら自分の時間も過ごせるのでおすすめです。旅が皆さんの人生に素晴らしい変化をもたらすことを願っています。
>関連記事:【実践事例付き】新しい働き方「ワーケーション」の魅力と実例をご紹介
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